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妊婦のビタミン葉酸について




「妊娠を計画している女性、または妊娠の可能性がある女性は

神経管閉鎖障害のリスク低減のために1日400μgの摂取が望まれる」

と記載されています。

                             (厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2010年版」より)

厚生労働省より、妊娠可能なすべての女性に葉酸摂取がよびかけられ、2002年からは、母子手帳にも葉酸に関する記述が記載されています。








野菜と果物を比べた場合、野菜の方が全般的に葉酸が多く含まれているようです。

野菜の場合は、生の野菜が多く摂取出来ます。ゆでると葉酸が大量に失われてしまうようです。



海苔には驚くほどの葉酸が!!

    

100g当たりの葉酸含有量が1000㎍を超えています!

焼き海苔は1枚当り3gで葉酸が57㎍摂取できます。




Q.妊娠中ですが、具体的に海苔を1日何枚食べればいいですか?

A.すべて焼き海苔で摂取しようとすると、全形サイズ8枚です。ただ、他の食べ物でも葉酸は摂取出来るので、野菜中心の食事にしながら日々3~5枚程を目安に食べると、続けやすいとの御声も頂いております。その日の食事に応じて食べる様にしましょう。
ちなみに、成人が日々必要な摂取量を焼き海苔で補うと全形サイズ4枚(200㎍)必要となります。


Q.葉酸の上手なとり方は?

A.葉酸は、体内の有害物質「ホモシステイン」の処理に 関連しているといわれています。葉酸はビタミン12の助けを借りて、 このホモシステインを無害なアミノ酸に変換する働きがあるのです。
したがって葉酸は、ビタミンB12をはじめとする、ビタミンB群と一緒にとるのが大切です。 利用効率のよいビタミンB12は、肉類およびレバーからとれます。


Q.葉酸を食事でとるには?

A.葉酸は水溶性ビタミンですから、 「水に溶けやすい」「熱に弱い」という弱点があります。厚生労働省の調査では、ゆでた野菜では、 含まれる葉酸の約50%がゆで汁に溶出するとされています。
ですから、生で食べられるものはなるべく生で、 調理の際はゆで汁ごと食べられるようにするなど、 調理にも工夫が必要です。葉野菜だけでなく、フルーツやのり、卵など いろいろな食品を組み合わせて葉酸を摂取するようにしましょう。


Q.焼き海苔より、味付け海苔が好きです。味付け海苔でもいいですか?

A.焼き海苔をオススメします。妊娠中は余分な塩分を控えなければなりません。(※1日の塩分摂取量は10g以下に、むくみが出ると7g以下に心がけましょう)焼<味の方が塩分は高めです。

Q.葉酸の「摂りすぎ」は良くないと聞きましたが・・・?

A.葉酸摂取量の上限は、一日に1000μgとされています。大量に摂取した場合、発熱やじんましん、紅斑、かゆみ、呼吸障害、中枢神経系への副作用等を起こす可能性があります。
通常の食材・葉酸含有量表示のあるシリアルなどの加工食品だと満腹感もあり、計画的に摂取出来るが、サプリメントは特定の成分を濃縮したもの。満腹になることがなく、気がつかないうちに必要量をオーバーして摂取してしまうことがある為、まずは自然な食材で400㎍摂る様にし、足りない部分をサプリメントで補うといった計画性も必要になるでしょう。



Q.焼き海苔だけをそんなにたくさん食べれません。皆さんどの様に食べられてますか?

A.焼き海苔は、天然無添加の自然食品です。手を加える事が出来ない食品なだけに素材がポイントです。美味しい「佐賀海苔」は、おやつ感覚でバリバリ食べる事が出来ます。
妊娠中の体重増加は7~10kg程度までが許容範囲と言われます。・・・ということは、逆算すると1ヶ月に1kgまでしか太れない!ということ。海苔は全形1枚:6kcalと非常にヘルシーな上、約3分の1は食物繊維!海苔の食物繊維は、水にとけやすいタイプ(ちなみに、野菜に含まれる食物繊維は、水にとけにくいタイプです)なので穏やかな整腸作用をうながします。
口元が寂しい時は、おやつ感覚でバリバリ食べてみてはいかがでしょうか?








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